毎日の予防と通院
虫歯は日常的に起こり得ます。はるか昔、「口の中にいる虫によって歯が食べられ穴が開いた」と信じられていた虫歯。1890年以降は「口の中にいる細菌によって、食べかすから作り出された酸で歯が溶けた」と考えられるようになりました。そこで、虫歯の予防には『虫歯細菌が住みにくい口内環境が重要』だという考え方が主流になったのです。
それでは、虫歯細菌が活発に活動しないようにするにはどうしたら良いでしょうか? まず、プラーク(歯垢)が長時間歯に付着したままにならないようにしましょう。一日最低3回のブラッシングを心がけ、食事の後には歯磨きを習慣付けることが大切です。また、甘いもの(糖質)は歯につきやすいため、なるべく摂取量を少なくする食習慣を身につけてください。逆に硬い食品をよく噛んで食べると、唾液の浄化作用によってプラークがたまり難くなる効果が期待できます。そして、歯の状態を知ることも重要になります。実はむし歯になりやすい歯の質、歯並び、噛み合わせというものがあるのです。そこで定期的な歯医者通いで、虫歯になりやすい部分をあらかじめ予防充填したり、フッ素化合物を歯面に塗布するなど、虫歯予防に努め、健康な歯を保ちましょう。
それでも、虫歯になってしまった場合には、なるべく早急に歯医者にかかりましょう。 虫歯は比較的短期(1〜2カ月以内)に治癒できることが多く、初期段階であれば、痛みを感じることなく治療することができます。少しでも歯(口内)の状態がおかしいなと感じたら、『虫歯=痛い』、『歯医者=怖い』というイメージを捨て、早急に歯医者へ向かうようにしましょう。 |